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水戸で家族向けのカーイベント 児童用高視認性安全服の啓発活動も

「みとちゃんピカベスト」の着用を呼び掛ける水戸市マスコットキャラ・みとちゃん

「みとちゃんピカベスト」の着用を呼び掛ける水戸市マスコットキャラ・みとちゃん

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 水戸市総合運動公園体育館(水戸市見川町)で3月23日・24日、トヨタ系列販売店の顧客向けイベント「WAKUOKIインドアキッズフェス」が開かれた。

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 主催は、県内7社のトヨタ系列販売店とトヨタ部品茨城共販が合同で立ち上げた茨城ワクドキクラブ。同団体は、若い人の車離れや少子化の流れの中で改めて車ファンを作っていこうという目的で設立。顧客向けイベント、従業員向けイベント、86レース出場などさまざまなイベントの企画・運営・開催を行っている。

 2015年の立ち上げから、毎年10回以上のイベントを開催。当日は「作って・遊んで・運転できる」をテーマにタイヤフリースローやキッズエンジニア体験、ミニ四駆のタイムアタック、子ども免許証作り、レーシングゲームなど家族で車に親しめる内容を中心に展開。2日間で県内各地の家族連れを中心に1371人が参加した。

 会場では、水戸市マスコットキャラのみとちゃんも登場し、「みと児童安全安心サポート会議」が同市の公立小学校2年生全員に寄贈している「みとちゃんピカベスト」の着用を呼び掛ける啓発活動も行った。

 「みとちゃんピカベスト」は児童の歩行時の安全を守るために作られた児童用高視認性安全服。交通事故死傷者数の調査で7歳児が一番多いという結果を基に2017年から市内の小学2年生全員に配布している。サポート会議の発起人の小泉康二さんは「このベストの軸は子どもの命を守るということとドライバーを加害者にしないという2つの軸がある。イベントなどを通して広めていければ」と話す。

 同団体担当者は「子どもたちや地域の皆さまの良い思い出をつくり、クルマのファンをもっと広げていきたい」と話す。

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