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水戸京成ホテルとあまや座がコラボ 茨城町出身俳優の根矢涼香さん登壇も

登壇する茨城町出身の俳優・根矢涼香さん

登壇する茨城町出身の俳優・根矢涼香さん

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 水戸京成ホテル(水戸市三の丸)と那珂のミニシアター「あまや座」が5月3日、コラボ企画「ランチでシネマ」を開く。

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 当日は、茨城町出身の俳優・根矢涼香さんをゲストに迎え、茨城町の鳥羽田農園、Farmer'sLab ハルミノリ、福島農園、ファームランドさいとうの野菜を中心に、茨城県産食材を使ったランチを用意。根矢さんとあまや座支配人で映像作家の大内靖さんによるトークショー、根矢さんが主演の短編映画「根矢涼香、映画監督になる。」「父、かえれ」の2作品の上映を行う。

 「あまや座」の支配人で映像作家の大内靖さんが、東日本大震災時から約3年間同ホテルに勤めていた縁から企画が立ち上がり、今年1月ごろから準備を進めてきた。

 大内さんは「当時の総支配人をはじめ、先輩方、社員の皆さんが、私が映画を作ること、那珂市のまちづくりプロジェクト『カミスガ』の有志活動に理解と協力、応援をしてくださった。社員としてホテルを離れた今もずっと温かく見守ってくださっている」と振り返る。

 「依然続くコロナ禍で、ホテル、農家さん、劇場も影響が大きい。特にホテルは、うちのような小さな劇場と比べ物にならないほど大打撃だと思う。このような機会は簡単に頂けるものではないし、逆に何か自分にできることがあるならばとコラボを受けることに決めた」と話す。

 根矢さんとの縁は、根矢さんの出演作品上映時に舞台あいさつを行ったことから生まれた。以降、同館では毎年1回根矢さんの特集上映を展開。コロナ禍には、根矢さんが支援Tシャツを製作し、売り上げを同館に寄付するなどしたという。

 大内さんは「映画、文化、地域が交わるコラボ企画となっている。根矢さんの地元・茨城町の多くの皆さんにご協力いただいた。どんな料理が生まれるのか私も楽しみ。ただ映画やお話を届けるのではなく、全体が一つのストーリーとして広がるようなイベントにしたい」と話す。

 「あまや座はオープンして4年目。コロナ禍で世の中が大きく変わる中、今ここからまた新しい一歩を踏み出すためにできること、やるべきことをこのイベントの中で一緒につくり上げていけたら」とも。

 料金は1人5,500円。11時30分受け付け開始、12時食事開始。「あまや座」で使える映画チケットも進呈する。

 チケットは電話(水戸京成ホテル 販促予約センターTEL 029-231-0245、10時~19時)とあまや座劇場窓口で受け付ける。

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