国営ひたち海浜公園で10月1日から、コキアの見頃に合わせた「きて､みて､さわって コキアカーニバル」が開かれる。

まるころコキアソフト（写真提供＝国営ひたち海浜公園）

　同園では2007（平成19）年からコキアの植栽を始めた。園内の「みはらしの丘」約1.9ヘクタールに約3万3000本が並ぶ。

　同園広報係の星みきさんによると、みはらしの丘のコキアは、10月上旬ごろから徐々に紅葉が始まり、緑と赤のグラデーション、紅葉、黄金色へと色合いが変化する。「丘の麓ではコスモスやソバが咲き誇り、裏側ではススキとオギの群生が美しい秋の風景をつくり出し、大草原周辺ではコスモスとキバナコスモス、常陸ローズガーデンでは秋バラなど、多彩な秋の草花が日常の喧騒（けんそう）を忘れさせ、安らぎのひとときを与えてくれる」と星さん。

　期間中の週末に体験イベントを行う。10月1日は「ボランティアまつり」、9日は「いばらき都市緑化フェスティバル」、16日は「吹奏楽カーニバル」、23日は「ひたちなかPRの日 in Autumn」。星さんは「人・緑・芸術にふれる多彩なイベントのほか、『おいもを掘ろう』や『ツリークライミング』など子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん」と話す。

　期間限定メニューとして「大洗しらすのせ焼豚やきめし」や「常陸牛メンチカツ」、煎（い）り菓子「おいり」を丸ソフトにまぶした「まるころコキアソフト」などを用意する。

　開園時間は9時30分～17時。火曜休園。入園料は高校生以上＝450円、65歳以上＝210円、中学生以下無料。10月1日、8日は入園無料。10月31日まで。