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水戸ホーリーホックが中高生向け無料観戦サービス提供1周年 交通費支援も

「TEENSSEAT presented by JX金属」利用者はスタジアムの受付ブースで交通費の支給やプリペイドカードを受け取ることができる(写真提供=水戸ホーリーホック)

「TEENSSEAT presented by JX金属」利用者はスタジアムの受付ブースで交通費の支給やプリペイドカードを受け取ることができる(写真提供=水戸ホーリーホック)

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 サッカーJ2「水戸ホーリーホック」が2月24日、地元中高生対象の無料観戦サービス「TEENSSEAT presented by JX金属」を始めて1年がたった。

サービス利用者に発行される500円分のプリペイドカードは利用者自身でもチャージできる(写真提供=水戸ホーリーホック)

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 茨城県内在住・在学の中高生を対象に、ホームゲーム観戦チケットの無料提供をはじめ、水戸駅からの交通費支援、スタジアム売店で利用できるプリペイドカード500円分の進呈を行う同サービス。

 同クラブの広報担当者は「長期的にクラブを応援していただけるよう考えた時、これまで以上に若い層へのアプローチが必要」と話す。同クラブではこれまでも、小学生向けの無料観戦サービス「ケーズデンキ・キッズパスポート(キッズパス)」を企画。同担当者は「若年層へのさらなるアプローチに賛同するパートナー企業の助けもあり、ライフステージが上がっても気軽に観戦できる仕組みができた」と話す。

 昨シーズンは同サービス提供開始以降、試合ごとに利用者が増加。昨年下半期の7試合では、1試合当たり約150人の中高生が同サービスを利用してスタジアムで試合を観戦した。同担当者は「これまでキッズパスを利用してくれていた子どもがこの春中学生になり、『500円のプリペイドカードがもらえるので自分でスタジアムグルメを買うのが楽しみ』と言ってくれたり、保護者から『上の子が中学生になっても負担が増えずに家族で楽しめる』といった声が届いたりしている」と話す。「観戦チケットの無料化だけでなく、交通費支援やプリペイドカード進呈を行うことで、お小遣いをやりくりする中高生に観戦やスタジアムでの1日を楽しんでもらいたい。友達とも誘い合わせて来場してもらえたら」とも。

 サービス申し込みは同クラブのホームページで受け付ける。今シーズンの対象は、2025年4月1日時点で茨城県内在住・在学の中高生(今年3月に卒業予定の小学6年生含む)。定員は各試合先着300人。

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