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茨大生が水戸にブックカフェ 若者の交流の場目指しプレオープン

プレオープンの様子

プレオープンの様子

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 茨城大学に通う学生・小松崎流緋(りゅうび)さんが6月1日、水戸にブックカフェ「カケルナニカ」(水戸市泉町3)をプレオープンした。

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 メインとなるターゲット層は高校生。「本×高校生×大学生×なにか」をコンセプトに、やりたいことを見つけられずにいる学生のきっかけづくりの場を目指す。運営するのは小松崎さんら学生5人。それぞれバイト代などから運営費を捻出する。

 高校時代に聴いた植松努さんの講演会をきっかけに「誰もが夢を諦めなくて良い社会をつくる」決意をしたという小松崎さん。地域活性化に力を入れている同大に進学したこともあり「積極的に地域の大人と関わり、経験を重ねながら構想を練った」と経緯を話す。

 その中で、高校生のバイタリティーに着目。より身近で社会に触れ、将来の夢や、やりたいことを見つける場として、ブックカフェの開店を思い立ったという。あえて具体的なコンテンツを決めないのもこだわりの一つ。「自由な発想で可能性を広げてほしい」とも。

 本は、スタッフが利用者に読んでほしい50~60冊を用意。コーラ、ジンジャエール、オレンジジュースなどの飲料のほか駄菓子も用意する。小松崎さんは「お互いに良い影響を与えられる場所になれば」と意気込む。

 営業時間は16時30分~21時。正式オープンまでは不定休。

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