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水戸弘道館で大日本史の虫干し 一般に初公開

蔵書の虫干し作業が一般公開される水戸弘道館

蔵書の虫干し作業が一般公開される水戸弘道館

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 今年4月に日本遺産に登録された水戸弘道館(水戸市三の丸1)は10月24日から、大日本史などの蔵書の虫干しの作業風景を一般に初公開する。

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 今回は水戸光圀によって編さんが始められて、明治時代に完成した「大日本史」100冊と弘道館に現存する蔵書50冊を虫干しする。作業を行う担当者はマスクと手袋を着用し、一枚一枚丁寧にページをめくりながら慎重に風通しを行う。書籍の何点かは書見台に上に開かれるため内容を確認することもできる。弘道館で実際に使用されていた版木約60枚も公開する。

 水戸弘道館は江戸時代に日本最大の面積を誇った水戸藩校で、学問、武芸、医学、薬学、天文学などの教育機関。

 公開時間は9時~16時30分。雨天の場合虫干しは中止。版木のみの公開となる。観覧料は、大人=200円、小中学生=100円、70歳以上無料。今月28日まで。

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