市制施行120周年記念施設として改修工事が進められていた水戸市立競技場(水戸市小吹町)は11月のリニューアルオープンを前に、同市はネーミングライツ(施設命名権)スポンサーとして地元家電量販店のケーズホールディングと契約を締結し、「ケーズデンキスタジアム水戸」とすることを決めた。記念のスポーツイベントも開催、市民に新しいスタジアムを披露する。
同競技場は1987(昭和62)年に開設されたが、老朽化により2007年から改修工事が進められ、メーンスタンドの増設工事などが行われた。オーロラビジョンや夜間照明施設が新たに作られ、収容人数も5,000人から1万2,000人へと拡大した。施設命名権の契約額は年額2,100万円で、期間は2015年3月31日まで。
新名称でのこけら落としは11月3日で、小学生による市旗のリレー「元気・ゆめ・リレー」、「高橋尚子・チームQランニングクリニック」「水戸招待陸上兼水戸市陸上競技選手権大会」を開催。11月8日はJ2公式戦「水戸ホーリーホック対ベガルタ仙台」を行う。水戸ホーリーホックのホームスタジアムとして11月22日、12月5日の公式戦も組まれている。12月13日にはジャパンラグビートップリーグ公式戦「NEC対三洋電機」も開催する。