茨城県(水戸市笠原町)はセブン-イレブン・ジャパン(本社=東京都千代田区)と連携し、「韓国家庭の味フェア」を茨城・栃木県内のセブン-イレブンで実施する。
2010年3月に開港する「茨城空港」の認知を高めるために実施するもので、就航が決まっているアシアナ航空と韓国観光公社が商品開発に協力、韓国の家庭料理をイメージしたオリジナルメニュー「キムパブ(韓国風のり巻)」(285円)や「テジビビンバ(豚ビビンバ)」(500円)など4品を販売する。商品には、開港の告知やマスコットキャラクター、ハッスル黄門のシールを商品に貼付するほか、店頭で告知チラシを配布してPR する。
茨城県とセブン-イレブン・ジャパンは昨年4月に包括連携協定を結んでおり、これまでに、昨年行われた国民文化祭のPRや県内の食材を活用したオリジナル商品の開発・販売など協定に基づくさまざまな取り組みを行ってきた。茨城空港のPRに関する企画は今回が初めて。「茨城空港の認知度の向上や今回の商品を通しての韓国への旅行気運が高まり、多くの方々が茨城空港を利用していただけることを期待している」と県企画部空港対策課の綿引公徳係長。
同フェアは9月6日まで、空港と至近の小美玉市と石岡市で先行して行っており、9月17日より県内全域と栃木県の852店舗に拡大し、約3週間にわたって行う。