干しいも日本一の生産量を誇るひたちなかの「ほしいも品評会」が1月21・22日、ひたちなか市役所議事堂で開かれ、生産農家らが自慢の干しいもを持ち寄り、品質などを競い合った。
品評会は産地としての意識高揚と品質の向上を目指して開催。審査品種として栽培種タマユタカの平干し55点が出品され、糖度測定や光沢や形状、食感、味を見極める官能検査が行われた。
審査は専門家による1次審査に続いて、一般消費者50人による投票が行われた。参加した市民は一つひとつ味を確かめながら点数をつけた。
会場では、水戸農業高校が干しいもの研究展示を行ったほか、取引業者らが日ごろの取り組みを展示紹介。干しいもを使った新しいお菓子の試食も行われた。
同市経済部農政課の苫米地聖さんは「賞はあくまで名誉だけだですが、安全・、安心の食品作りを行っている生産者を三つ星生産者に認定し、おいしい干しいもを全国へ広げていきたい」と話す