「第10回水戸納豆早食い世界大会」が3月6日、水戸市の千波湖畔で開かれた。大会には76人の選手が参加、3分間のトライアルレースの予選とタイムレースの決勝が行われ、水戸市の会社員・中村正樹さんが優勝を飾った。
同大会は3月10日の「みとの日」にちなみ開催するもので、今回はタイ、マレーシア、中国、カナダ、エチオピア、オーストラリアといった外国人選手や京都、奈良といった関西圏の選手もエントリー。予選で310グラムのご飯にまぜた納豆1パック分を食べ、決勝はワラつと納豆5本分を食べる早さを競い合った。
口の周りにまとわりつくネバネバ食材の納豆を一粒でも残してはいけないというルールに、選手たちは悪戦苦闘。決勝はテレビチャンピオンでおなじみの早食いチャンピオンなど強者が勢ぞろいしたが、納豆本場の地元の強みを生かした中村さんが2位に2秒以上の差をつけて完食、見事優勝を果たした。
米30キロのほか豪華賞品を手にした中村さんは「練習は全くしていなかった。優勝できてうれしい」と喜びを語った。