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水戸ホーリーホックの本間幸司さんが「クラブリレーションオーガナイザー」就任

水戸ホーリーホックで新役職CROに就任した本間幸司さん

水戸ホーリーホックで新役職CROに就任した本間幸司さん

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 サッカーJ2「水戸ホーリーホック」が1月8日、昨年まで選手として同クラブでプレーした本間幸司さんが新役職「クラブリレーションオーガナイザー(CRO)」に就任することを発表した。同日、クラブハウス「アツマーレ」(城里町小勝町)で就任記者会見を行った。

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 本間さんは1977(昭和52)年生まれ、日立市出身。1999(平成11)年に水戸ホーリーホックに加入後、26年にわたりゴールキーパーとしてプレーした。史上最多となるJ2通算577試合に出場した記録を持つ。昨シーズンを限りに現役を引退し、今シーズン以降の動向がファンやメディアから注目されていた。本間さんはCRO就任の経緯について「地元出身の人間として、長く応援してくれた地域に恩返ししたいという気持ちがあった。クラブからもこれまでの経験を生かしてクラブをより良くしてほしいと話があり、自分とクラブのやりたいことが一致した」と話す。

 同クラブにとって新しい役職となるCROについて、本間さんは「いろいろな角度から全体を見渡し、クラブに関わることができればと思い『オーガナイザー』という言葉を提案した。クラブ内外のつながりを強めていければ」と話す。すでに新シーズンに向けて始動しているトップチームの練習に帯同しており、「選手だった時と見えるものは違う。広い視野でチーム全体やスタッフのこともよく見て、チームがいい方向へ進むように影響を与えられれば」と意気込む。本間さんは今後、地域貢献活動など事業部の仕事や、水戸ホーリーホックの下部組織であるアカデミーの活動にも関わる予定という。

 「これまでクラブが大事にしてきた情熱やハングリー精神、ハードワーク、ひたむきさといった僕自身にも流れる『ホーリーホックスピリッツ』を、選手をはじめクラブに関わる人たちに共有していきたい」と本間さん。「地域の人たちがホーリーホックを通してスポーツを好きになったり、心が豊かになったりしてもらえるよう、これまで支えてくれた人たちに恩返ししたい」とも。

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