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茨城県でひたち海浜公園の時間外特別入園付き宿泊ツアー販売

夕暮れと早朝のネモフィラ(イメージ)

夕暮れと早朝のネモフィラ(イメージ)

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 茨城県とアーストラベル水戸(水戸市)が2月10日、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)の開園時間外に特別入園できる宿泊プログラム「ネモフィラの花絶景いばらき堪能周遊ツアー」の販売を始めた。

神が降り立ったと伝わる海岸の岩礁の上にある大洗磯前神社 神磯の鳥居(大洗町)

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 茨城県では現在、世界的に知られる同公園のネモフィラをはじめ、いばらきフラワーパークのバラ、偕楽園の梅など四季折々の花を「花絶景」としてプロモーションを展開している。

 昨年のゴールデンウイーク期間中に32万人が訪れた同公園で、早朝または夕暮れの1時間半を5日間で限定100人のみが特別に入園できる企画。早朝は朝日とともに広がる青の世界を、夕暮れは夕日に染まるネモフィラを貸し切り状態で楽しめる。茨城県営業戦略部の企画担当者によると、同企画を通じて、地域観光の新たな魅力創出や観光消費額の増加、混雑緩和などの効果を期待するとしている。「ネモフィラやバラ、梅など豊富な花の見どころを横断的につなぎ、『花絶景といえば茨城』といわれるよう認知度向上を目指す」という。

 夕暮れコースは、4月18~19日、25~26日、5月1~2日、早朝コースは、4月29~30日、5月1~2日。全て1泊2日で、周遊観光も条件に含む。夕暮れコースはネモフィラ鑑賞後、早朝コースは前日に宿泊する。選べる宿泊施設は、ホテルレイクビュー水戸(水戸市)、ホテルクリスタルパレス(ひたちなか市)、大洗ホテル、大洗ホテルANNEX魚来庵、大洗シーサイドホテル、里海邸金波楼本邸(以上、大洗町)の6カ所を用意する。

 周辺観光はフリープランで、LINEシステムを活用したブラウザーアプリで観光案内を提供。料金は1人2万2,000円~。

 アーストラベル水戸の尾崎精彦社長は「茨城の自然、文化、食など地域の魅力を最大限に引き出す本物のコンテンツを提供していきたい。本プログラムを皮切りに、季節ごとの特別企画を展開する予定」と話す。

 ツアー申し込みは、「ネモフィラの花絶景いばらき堪能周遊ツアー」サイトで受け付ける。先着順。

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