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笠間に完全予約制のプライベートサウナ 笠間焼や稲田石使う

「KASAMABI」の入り口に並ぶスタッフ。左端が篠崎さん

「KASAMABI」の入り口に並ぶスタッフ。左端が篠崎さん

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 完全予約制のプライベートサウナ「KASAMABI(かさまび)」(笠間市笠間)が2月26日、笠間にオープンした。

施設内にある大きなタペストリー(写真提供=KASAMABI)

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 同施設は、下着・インナーウエアの企画製造や通販ブランドのOEM開発などを手がける「ViGOL(ビゴール)」(東京都千代田区)が新規事業として展開。笠間市出身の社長、篠崎実鈴さんは「知らない人とではなく、個人や一緒に過ごしたい人と楽しんで過ごせる時間と空間にしてほしい」とコンセプトを話す。

 店名の「KASAMABI」は、ViGOLの「Vi」とサウナに欠かせない「火」、そして「笠間」をかけ合わせた名称。実家が笠間焼の窯元である篠崎さんは「笠間のイメージはサウナにとって重要な風、火、水、土の要素がそろっていてマッチしている」と立地選びの理由を明かす。

 施設内では、サウナの壁を囲うタイル材に笠間焼を、水風呂の浴槽の一つには地元産の稲田石を使う。外気浴スペースは天井まで吹き抜けになっており、レストベッドに寝転がると空が一望できるようにした。地下120メートルからくみ上げた地下水を使った水風呂も特徴の一つ。

 延べ床面積は約90平方メートルで、施設内は「サウナに入り、水風呂、外気浴の一連の流れがスムーズに移動できるよう動線に気遣っている」という。バスローブやサウナハット、タオル、歯ブラシなどの基本的なアメニティーも用意する。

 篠崎さんは「サウナを通して笠間焼や笠間出身の作家が手がけた四季折々のタペストリーを楽しんでもらい、多角度から笠間の良さを知ってほしい」と話す。

 営業時間は、8時~12時、13時~17時、18時~20時。

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