
JR友部駅が7月4日~6日、開業130周年を記念グッズの販売を行う。
1895(明治28)年7月1日に開業した同駅。現在の常磐線と水戸線をつなぐ接続点として機能し、今年で130周年を迎える。
記念グッズは、友部駅のある笠間市の特産品、花崗(かこう)岩「稲田石」を使ったペーパーウエイト。稲田石の上に、友部駅で現在使っている駅名標のデザインを印刷した。価格は2,000円。準備数は100個。友部駅改札前出販売する。
JR東日本水戸統括センター主任の西村綾華さんは「友部駅開業130周年を記念し、気品ある稲田石とコラボできないかと考え、稲田石材商工業協同組合と企画した」と話す。「デザインにこだわり、石の産地の最寄りである稲田駅に向かう友部駅3番線の駅名標を採用した。石の表面に磨きをかけ印刷する手法を取り入れた非常に美しい仕上がりとなっている」とも。
稲田石は、東京駅丸の内駅前広場にも使われている。稲田石を含む「筑波山塊の花崗岩」は2024年2月、国際地質科学連合から世界のヘリテージストーン(天然石材遺産)に認定された。
西村さんは「地元笠間市の魅力あふれるグッズに仕上がっている。多くの人に手に取っていただけたら」と呼びかける。
販売時間は10時~15時。