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「全国ほしいもグランプリ」でひたちなかのオオスガファームが日本一

(左から)大井川茨城県知事、大須賀亨介さん、谷まりあさん

(左から)大井川茨城県知事、大須賀亨介さん、谷まりあさん

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 茨城県が1月10日、水戸プラザホテル(水戸市千波町)で「全国ほしいもグランプリ2026」表彰式を行った。

全国ほしいもグランプリ2026グランプリを受賞したオオスガファームのほしいも

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 同グランプリは、産出額全国1位、全国シェア9割以上を誇る茨城県が2024年度に始めた取り組み。2回目となる2025年度は北海道から高知県まで全国12道府県から41点の応募があり、書類審査と品質分析審査を通過した21事業者が最終審査に臨んだ。

 最終審査では、蜜芋研究所所長でレストラン「et vous?(エヴ)」オーナーシェフの岡部勝義さんを審査員長に、いも類振興会副理事長の泉澤直さん、干し芋愛好家の小松亜子さん、農研機構上級研究員の田口和憲さんが審査を担当。ゲスト審査員にタレントの谷まりあさん、ビキニフィットネスアスリートの安井友梨さんを招いた。

 日本一に輝いたのは、ひたちなか市のオオスガファーム。岡部さんは「昨年以上に完成度が高く、細かく見ていかないと審査できないようなレベルのものが集まっていた」と総評し、日本一の作品について「見た目、やわらかさに加え、後からうまみが膨らんできて、鼻に抜ける香りが爽やか。バランスが良く素晴らしい」と評価した。オオスガファームは「まさか日本一になると思っていなかったので驚いている。昨年も予選通過したが優勝を取れず悔しい思いをして、研究を重ねてきた成果があった」と喜びを語った。同社は干し芋の生産・販売のほか、敷地内店舗でご当地スイーツ「ほしいもシェイク」も手がけている。

 2位には同じくひたちなか市のフクダ、3位には東海村のかんみや本舗が輝き、上位3位を茨城県内事業者が占めた。

 大井川和彦知事は「今大会はレベルが上がってきており、消費拡大やブランド向上を楽しみにしている。おやつとしてだけではなく、さまざまな楽しみ方が出てきている。これからも1月10日(ほしいもの日)にこだわって続けていきたい」と話す。

 安井さんは「干し芋は脂質が少なくて安定した糖質があり、まさにスーパーフード」と話し、オフシーズンに1日1キロ食べることもあると明かした。谷さんは以前オオスガファームの工場を訪れたことがあるといい、日本一の干し芋を試食して「大須賀さんが干し芋の処理の作業をする時に、『甘くなれおいしくなれ』と言葉をかけていたことを思い出した。その愛が伝わってくるおいしい干し芋」と笑顔を見せた。

 同グランプリの応募条件は、販売目的で自ら加工した平干しの干し芋で、各都道府県内産のサツマイモ「べにはるか」を使用することや、国際的な手法「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理なども条件となっている。

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