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水戸ホーリーホック、独ハノーファー96と育成提携を1年延長

(右から)ハノーファー96のヘニング・ビンツクCEO、水戸ホーリーホックの小島耕社長

(右から)ハノーファー96のヘニング・ビンツクCEO、水戸ホーリーホックの小島耕社長

 水戸ホーリーホック(水戸市)が2月22日、ドイツ・ブンデスリーガ2部に所属するハノーファー96との育成業務提携契約を更新し、2027年6月30日までの1年間延長で合意したと発表した。

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 旧契約期間は2023年7月1日~2026年6月30日の3年間。今回の更新で選手育成・指導者交流・アカデミー連携の深化を図る。提携はJX金属とグループ会社TANIOBIS GmbHの支援で実現した。

 提携の成果として、松田隼風選手がハノーファー96 U23チーム(当時ドイツ4部リーグ)へ期限付き移籍し、主力として出場機会を得た。2年目にはチームのドイツ3部リーグ昇格とともに成長を遂げ、完全移籍を果たした。現在はブンデスリーガ2部で中心選手として出場を重ねている。碇明日麻選手も期限付き移籍でハノーファー96 U23チームに所属し、研さんを積んでいる。

 この日は、同クラブの小島耕社長とハノーファー96のヘニング・ビンツクCEOが会見に出席。小島社長は「J1に上がっても育成クラブであることは変わらない。日本のサッカーの未来を変えていく選手たちを生み出していくことが目標。水戸から世界へという道筋ができたことで、水戸を目指す若い選手たちが増えている」と期待を寄せる。ビンツクCEOの来日にも触れ、「いい相乗効果を生み出していると感じている。お互いが成長していくことが大切」と話した。

 ビンツクCEOは「水戸ホーリーホックとの協力関係は、この数年でより強固なパートナーシップへと成長した。松田隼風選手がアカデミーからトップチームへとステップアップした歩みは、双方にとってパートナーシップの成功を象徴する存在。選手育成だけでなく、国際的な知見の共有をはじめ、さまざまな分野で大きな意義を持っている」と話す。

 提携が地域にもたらした変化について、小島社長は、前日2月21日に行ったドイツ式サッカークリニックに触れ、「小学2年生から42人が参加した。普及組織に所属していない子どもたちも来てくれた」と振り返った。「スポーツの場で海外の方とコミュニケーションを持てる機会はなかなかない。心の成長につながる経験を提供していきたい」とも。ビンツクCEOも水戸ホーリーホックが子どもたちに向けた取り組みをオーガナイズしていることを高く評価。2024年にはアカデミーのアンダー世代チームがハノーファーへ遠征し、同年代の選手と合同トレーニングや対戦を行った。

 水戸から海外で活躍する選手が地域にもたらす影響について、小島社長は「地域の子どもたちはもちろん、パートナー企業や自治体、スタッフなど、いろいろな人たちに影響を与えている。水戸と世界がつながっていることで地域がもっと元気になる。選手たちの夢や目標を後押しする活動をこれからも続けていきたい」と意欲を見せる。

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