水戸のけやき台の飲食店主らが「KAW(けやき台アートウェーブ)」を3月2日、立ち上げた。周辺地域をアートの街として若いアーティストに展示発表の場を提供する。
KAWは同地区に店を構える店舗同士が共通の意識を持とうと、飲食、美容室の4店舗が結束。「アートの街」として情報発信していく。
参加店舗は若手アーティストの作品を常時展示し、来店者に気軽にアートを楽しんでもらう。定休日などにも店舗を開放し個展開催なども予定する。作品の販売も行い、店舗側では手数料などは取らず、若手アーティストを支援する。
水戸のけやき台地区は3月19日に全線開通する北関東自動車道水戸南IC周辺の新興地域。住宅と郊外型店舗などが混在するが、これまで店舗間の交流も希薄だった。
呼び掛け人の常盤良彦さんは「けやき台地域は商店会などの組織はないが各店舗が手を取り合って情報発信する時期が来た。未来輝く若いアーティストとともにこの地域を広くPRしたい」と話す。