水戸の八の字眉の猫ハチの写真集「幸せを呼ぶ猫 こまり顔のハチ」が2月8日、宝島社(千代田区一番町)から発刊される。
同書は東日本大震災の直後に生まれた八の字眉を持った猫のハチの誕生から、現在までの姿を写した写真集。ハチを見に来た人々に元気を与える姿やハチの日常の写真が収められている。写真家の松岡誠太朗さんと編集者のタカハシヒカルさん、宝島社の松島由佳さんらが長期取材でハチの姿を1冊の本にまとめた。
珍しい八の字姿のハチは水戸駅前の銀杏坂商店街の「糸久たばこ店」での招き猫のアルバイトが日課で、これまで幸運を呼ぶ猫として多くのマスコミに取り上げられた水戸の人気猫。
飼い主の編集プロダクションの前田陽一さんは「震災復興で皆さんの目がつり上がっていたが、ハチの姿を見てもらうことでだれもが目尻を下げてくれた。この写真集で全国の人に癒やしを届けたら」と話す。
128ページ、1,050円。全国の書店で予約受け付け中。