石岡の廃校を利用した施設「朝日里山学校」(石岡市柴内)で8月20日、「第2回satoani-やさと音楽祭-」が開催される。
「交響詩篇(しへん)エウレカセブン」のエンディング「秘密基地」、「おおきく振りかぶって」のエンディング「メダカが見た虹」などで知られる同市出身のシンガー・ソングライター、高田梢枝(こずえ)さんが主催する。
「合併により今は無くなってしまった故郷「八郷(やさと)」の名前を残し語り継いでいきたい。自分が関わってきた音楽・アニメの力で、石岡市(旧八郷町)を盛り上げたい」――そんな思いの中、高田さんが企画したイベント「八郷」のSatoと「アニソン」のaniの造語から「Satoani文化祭」として始めた2015年。
今年は「八郷」という名前を残す意思を、より強く表明したいという思いから名前を「Satoani-やさと音楽祭-」に変え、真夏の空の下で1日限りのフェスティバルを開催する。当日はライブやDJによるステージ、コスプレのほか、同施設名物の「手打ちそば」「窯焼きピザ」など、地元の食や地酒も楽しめるようにする。
出演は高田さんのほか、「進撃の巨人」「ガンダムUC」「キルラキル」の楽曲などで知られる小林未郁さんをはじめ、yucatさん、小林光一さん、The LASTTRAKさん、DJ蕨さん、junkMAさんなどアニソン、茨城に関わりのあるアーティスト、DJ、ダンスチーム。
「Satoaniをお客さま一人一人の『秘密基地』にしていただければ」と高田さん。
開催時間は11時~17時ごろを予定。チケットは、大人=4,000円、高校生以下=2,000円(当日要学生証)、学生以下無料。で、出演アーティストのライブや都内の一部アニソンクラブイベントで販売。会場直行バス付きチケットも用意する。