茨城県は9月14日、「県政モニター研修会」を茨城県庁(水戸市笠原町)で開催した。県の施策についてより理解を深めてもらうために開催しているもので、20~70代の県政モニター約70人が参加、主要テーマの中でも関心の高い「茨城空港」と「少子化対策」をテーマに担当者らが概要を説明、活発な質疑応答が交わされた。
少子化対策の講義では保健福祉部子ども家庭課少子化対策室の久保田室長が少子化の現状や子育て支援事業について説明。「子守歌による親子のきずなづくり」「子育て家庭優待制度」などを紹介した。会場からは「少子化対策は長いスパンで取り組んでほしい」「学力の向上を望む」などの声が寄せられた。
今後も現地視察や意見交流会を通じてモニターの声を県政に生かしていく計画で、来春に開港する予定の茨城空港の視察なども予定されている。