九州8県の味覚を一堂に集めた「全九州の物産展」が10月1日、水戸京成百貨店(水戸市泉町1)で始まった。県内初出店の店が目白押しで、老舗の和洋スイーツ店が人気を集めている。
今回で11回目となる九州の物産展は47店舗が出店。熊本「かどの駄菓子屋フジバンビ」のドーナツ棒、「天草海食まるけん」のうにコロッケ、大分「洋菓子マンダリーヌ」のロールケーキ、宮崎「味のくらや」のからいも団子などが県内初お目見え。実演販売も多く、試食しながら品定めする来場者でにぎわっている。
また、関東地方初となる福岡「こじま亭」の「333ロール」が直送で4日間限定販売を行う。「ふくや」「博多うち川」の両めんたいこ店もそろって出店しているため、味比べもできる。
同百貨店の催事担当者は「一軒一軒店主に会って口説き落とした店もある。数量限定の品も多いので、早めに来場してほしい」と話している。
営業時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。会期は今月6日まで。