水戸芸術館現代美術センター(水戸市備前町、TEL029-227-6120)は11月7日・8日に参加型アートプロジェクト「ENSEMBLES PARADE/アンサンブルズパレード」を開催する。
市街地活性化事業として水戸商工会議所、METOO推進室とタイアップして行うもので、ノイズ音楽からジャズ、映画音楽やサウンドトラックまで幅広い音楽活動で知られるミュージシャンの大友良英さんがプロデュースする、市民参加型の音楽パレード。
両日、水戸の中心市街地の複数地点から10チーム、総勢100人のパレードがスタート。、国道50号線を中心に曲を奏でながら練り歩き、水戸芸術館を目指す。最終地点の同館広場では大友さんがイベントのために書き下ろしたオリジナルソングを全員で合奏する。一般公募で集まった市民と一緒に、県立大洗高校マーチングバンド「BLUE HAWKS」や茨城朝鮮初中高等学校舞踊部がパレードを盛り上げる予定。
「ENSEMBLES(アンサンブルズ)」とは、合奏を意味する「アンサンブル」の複数形。アーティスト、技術者、企画者、運営スタッフ、一般参加者など多様な人々がかかわり、反発し合いながら展開する音楽を基調とした大友良英さんによるオリジナルのプロジェクト。既存の演奏空間だけでなく「街」を舞台に加えることで、重層的で複合的なハーモニーが奏でられる。
パレード参加者の公募は終了したが、イベント全体のサポートスタッフと7日のワークショップ、8日の大友良英さんのライブの参加者(ワークショップとライブは両日参加が必須)を募集している。問い合わせは同館まで。