大洗リゾートアウトレット内にある「まいわい市場」(大洗町中央)で販売する「餡香(あんこう)やき」が人気を集めている。大洗の冬の味覚・アンコウをかたどったたい焼き風スイーツで、休日には長蛇の列ができるほどだ。
7月に「まいわい市場」の開設と同時に販売を始めた「餡香やき」は、地元産のイモ、豆乳クリーム、あずきの3種類で、価格は1個130円。素材の甘さを生かしたしつこくない味が「男性でも食べられる」と幅広いファンを集めた。
大洗はこれまで手軽に食べられるお菓子がなかったことから、市場を運営するOaraiクリエイティブマネジメント社が考案。オリジナルの金型も作り、試作を重ねて商品化した。
同社の常盤良彦さんは「観光客の多い夏場は、注文が間に合わない状態が続いた」と言い、予約して焼き上がるまでほかの買い物を勧めている。
販売時間は10時30分~17時30分。