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水戸で異文化交流会 現地の料理で外国人と交流

ナシゴレンを作る子どもとスリさん(右)

ナシゴレンを作る子どもとスリさん(右)

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 国際交流イベント「夏休み異文化交流会」が8月9日、「茨城県JA会館クオリテラボ」(水戸市梅香)で行われた。

炒めた具材にトマトときゅうりを乗せた「ナシゴレン」

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 多くの外国人スタッフが働く高齢者介護施設「安住野」(水戸市笠原町)が、地域の子どもたちにさまざまな国の文化を経験してもらおうと、子育て世帯向け情報誌「いばらきキッズビレッジ」(水戸市酒門町)と企画した。

 「安住野」社長の山野英治さんは「水戸市内でも外国人を多く見かけるようになった。ゲームや料理をきっかけに子どもたちが海外へ興味を持ち、多様性を当たり前に感じられる環境をつくりたい」と話す。

 会場では、安住野で働く、フィリピン人、ベトナム人、インドネシア人スタッフが自国のあいさつや料理、観光名所などを紹介。各国の特徴を学んだ参加者は、インドネシアの家庭料理ナシゴレンと、フィリピンのデザート「ブコバンタン」を作った。

 参加した矢吹有沙土さんは「教えてもらったインドネシアの湖がきれいだった。みんなで作ったナシゴレンもおいしかったので遊びに行ってみたい」と話す。スリさんは「日本の子どもたちがインドネシアの料理をおいしそうに食べてくれてうれしかった。自分の国を紹介しながら子どもたちとも交流できて良い機会になった」と振り返った。

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