いばらき大使の安達勇人さんが1月11日、大洗町の日帰り温泉施設「潮騒の湯」で新年会ライブ「安達勇人温泉LIVE~あだちの湯~」を行った。
温泉セットの風呂おけを手に、客席を回りながら一人ひとりに湯をかけるしぐさで観客を楽しませた
温泉施設を会場としたライブは今回で5回目。同施設を「ホーム」と位置付ける安達さんは、半年に1回程度のペースで温泉施設でのライブを続けている。安達さんによると、コロナ禍に施設で行われた大洗町での企画がきっかけとなり、プライベートでも利用していた同施設でのライブを始めたという。
ライブ中には、この日から販売を始めた温泉セットの風呂おけを手に、客席を回りながら一人ひとりに湯をかけるしぐさで交流を図った。施設の従業員らもイベントに協力し、中には勤務の前にライブ会場に足を運ぶ従業員の姿も見られた。
「同じ座敷の上で、同じ目線で楽しめるイベント」をコンセプトに掲げる安達さん。「温泉は老若男女問わず楽しめる場所。ファミリーからお年寄りまで、温泉に入りながらコミュニケーションを取れる場にしたい」と話す。茨城県内の温泉巡りをテーマに据え、「温泉のような温かいつながりを作ることが僕の仕事。イベントや温泉を通じて、人の温かさやつながりの温かさを届けていきたい」と意気込む。