
常磐大学(水戸市見和)食品栄養研究会の学生とスーパーの「マルト」(福島県いわき市)が共同開発した商品の販売が3月8日、マルト各店舗で始まる。
常磐大学では産学官連携の一環として「常磐大学×マルト商品開発プロジェクト」を2023年7月から始め、茨城県民の野菜摂取量を高めようと5つのグループに分かれて商品開発に取り組んできた。2月には、同大学で開発商品のお披露目会を開き、学生が商品についてプレゼンテーションを行った。
商品は「あにまるベジドーナツ」「IBARAKIの具 時短×健康×1品今日はこれでいがっぺよ!」、茨城県産の野菜を使った「野菜たっぷりメンチカツ」、1パック当たり100グラム以上の野菜が入った「れんこんちぢみ~野菜たっぷり~」、かぼちゃの種をのせたパンプキンシューと2種類のクリームを入れたレンコンきなこシューの2種類をセットにした「パンプキンシュー&レンコンきなこシュー黒蜜添え」の5種類。
「あにまるベジドーナツ」は味の異なる4種類のドーナツを入れた。開発を担当した学生は「かぼちゃペーストが入ったかぼちゃドーナツ、角切りサイズのれんこんを入れたドーナツ、小松菜を抹茶風味にアレンジしたドーナツ、野菜が苦手な人でもおいしく食べられるようにニンジンとあんバターを組み合わせたドーナツをセットにした」と話す。
「IBARAKIの具」はマルト全店(勿来駅前店を除く)で3月8日から、「野菜たっぷりメンチカツ」と「れんこんちぢみ」はいわき地区5店舗と茨城地区5店舗で3月8日から30日までの土曜・日曜、スイーツ2商品はSC平尼子店とSC笠原店で3月8日・16日・20日と4月5日に販売する。