茨城町が1月22日と24日、2026年度に小学校へ入学する町内在住児童を対象に、同町駒場庁舎(駒場)で入学祝い品としてランドセルを贈呈した。
ランドセルを受け取りに来た家族。妹も一緒にランドセルを背負って記念撮影(写真提供=茨城町)
22日は同庁舎で贈呈式を開催し、小林宣夫茨城町長が来場した児童にランドセルを手渡し、記念撮影を行った。小林町長は「小学校、楽しみだね、元気で頑張って」と児童に声をかけた。24日は同会場で職員が受け渡しを行った。
会場では大きな箱に入ったランドセルを抱えるように児童が受け取り、「ありがとう」と元気に礼を伝える姿が見られた。兄弟姉妹と一緒に訪れる家族も多く、新1年生のまねをして下の子どもが見本のランドセルを背負うほほ笑ましい姿も見られた。保護者が箱を開封し中身を確認した後、そのままランドセルを取り出し、背負って帰る児童もいた。
同町在住の浅利翔平さんは24日、今春に葵小学校へ入学する娘の凪さんと一緒に同庁舎を訪れ、ランドセルを受け取った。「町がランドセルを用意してくれるのはとても助かる。私が子どもの頃は赤や黒しかなかったが、カラーも豊富にそろっていてうれしい」と話し、町への感謝を口にした。
同町教育委員会学校教育課係長の松信達彦さんによると、同事業は子どもの健やかな成長を祝うとともに、子育て世帯の負担軽減を目的に2023年度から実施。2026年度に同町の小学校へ入学する対象者は168人で、160人から申し込みがあった。事業費には、ふるさと納税の寄付金を活用しているという。
町は、「ブラック」「セピア(こげ茶)」「ネイビー」「サックス(水色)」「スミレ(紫)」「ビビットピンク(赤)」と6色のランドセルを用意した。昨年5月には同庁舎で見本展示会を開き、対象児童と保護者らが実物を見ながら希望の色を選んだ。男児は「ブラック」、女児は「スミレ」が人気を集めた。
3年目を迎えた同事業について、松信さんは「保護者からは『軽くて子どもが背負いやすい』『町がランドセルを用意してくれるのは助かる』という声が寄せられている」と話し、新1年生の喜ぶ姿を見ながら目を細める。