大洗リゾートアウトレット内の「大洗まいわい市場」(大洗町港中央、TEL 029-266-1147)が宮崎県の口蹄疫被害に役立てる募金箱を設置し、来店者に協力を呼び掛けている。
募金箱は同市場の常磐良彦社長が「食の被害は我々に間接的に影響があり、命を脅かされる問題。人的支援はできないが、募金で応援したい」と設置を決めた。常磐社長が経営する水戸市内のとんかつ店「クックファン」(水戸市酒門町)に先行設置し、より多くの人に協力してもらうことにした。
「対岸の火事ではなく、わたしたち全体の災害」との趣旨が書かれた募金箱は店内2カ所のレジカウンターに置かれ、支払いを済ませた買い物客らが小銭を募金している。募金活動は継続的に続けるが、毎月末締めで公的機関を通じて被災地に送金する。