水戸プラザホテル(水戸市千波町)で7月11日、映画「ジプシー・キャラバン」の上映会が開催された。
水戸の街にミニシアターを復活させ、多種多様で良質な映画を見る機会を取り戻そうと、水戸のイタリア料理店「トラットリアブラックバード」(水戸市南町3)の沼田亜紀さんが企画した。上映された「ジプシー・キャラバン」は音楽ドキュメンタリー映画で、ホテル内に映写機を持ち込んでの上映会となった。
上映会は2回にわたって開かれ各回100人の定員が満席となる盛況ぶり。沼田さんは「DVDとは違った映画館ならではの楽しみがある。この自主上映会を第一歩として、ゆくゆくは常設のシアターを開きたい」と夢をふくらませる。