ネモフィラをテーマにしたオリジナル菓子-予想以上の売り上げに

来場者に好評を博したネモフィラまんじゅう

来場者に好評を博したネモフィラまんじゅう

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 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)は園内のネモフィラの花が見ごろの時期に合わせ、オリジナル和菓子「ネモフィラの風」を期間限定で販売、5月24日の発売終了までに1万5千個を売り上げた。

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 ネモフィラは水色の小花が特徴の北米原産の一年草で、同公園内の「みはらしの丘」に群生。春から初夏にかけてブルーのカーペットを敷きつめたように満開になる様子は、毎年多く観光客の目を楽しませている。

 この人気にあやかり、同園がネモフィラをテーマにした菓子を企画。7社のコンペを経て、あさ川製菓(水戸市元石川町)の「ネモフィラの風」を選んだ。山芋を使った用した白いまんじゅうの生地の中に白あんとブルーベリージャムを包んだ、「甘さと酸味のさわやかなハーモニーが特徴」(同社)。生地の水色の模様はネモフィラの花弁を表現しており、すべて職人が手描きしている。

 4月・5月の2カ月の期間限定販売のため、来場者しか味わうことのできない「幻の和スイーツ」となった同品。口コミやインターネットで人気が広がり、ゴールデンウィーク中は売り切れる日もあったという。「手作りの良さが伝わる一品になった。今後も毎年販売していただければうれしい」とあさ川製菓の桐村幸雄社長。同園の担当者も「予想以上の売り上げに驚いている。今後も地元の業者さんとのコラボ商品は手掛けていきたい」と語る。

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