水戸プラザホテル(水戸市千波町)で11月14日、「バグダット・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」の上映会が行われる。主催は、水戸で名画鑑賞の場を広げるシネマブラックバードプロジェクト。
同作品は米・ラスベガス郊外のカフェを舞台にドイツ人旅行者と人々の交流を描いた作品で、ミニシアターブームの火付け役となった。今回上映するのはバーシー・アドロン監督がすべてのカットの色と構図を再調整した作品。
単館映画館のない水戸で上映されることのない世界の名画を鑑賞する機会を広げる試みで、プロジェクト代表の沼田亜紀さんは「家でDVD鑑賞するのではなく、映画館の暗闇の中に身を沈めて鑑賞する映画の醍醐味(だいごみ)を味わってほしい」と来場を呼び掛ける。
上映は13時・15時50分・18時40分の3回。定員は各回90人。入場料は、前売り=1,200円当日=1,500円。