「大洗あんこう祭」が11月21日、大洗マリンタワー前広場(大洗町)で開かれた。アンコウのつるし切り実演やアンコウ汁配布など、冬の味覚を味わうイベントに観光客らが詰めかけた。
当日は、茨城の冬を代表するアンコウや海産物などを展示販売。会場では2,000食用意されたアンコウ汁を1杯100円で提供したほか、本格アンコウ鍋を限定販売した。
ステージで行われたつるし切りの実演では、地元ホテルの料理人が「ヒレ」「皮」「エラ」「肝」「卵巣」「胃」「身」のアンコウの7つ道具と言われる部位を見事に切り分け、会場に詰めかけた子どもたちが目を丸くしていた。
茨城のアンコウは漫画「美味しんぼう」シリーズの最初の料理として登場した食材として注目を集めるようになり、味・人気・価格ともに最高級品。同祭では手軽に味わえるとあって、県外から多くの来場者が訪れた。