茨城大学(水戸市文京2)で1月17日、「アジア・太平洋地域における適応ネットワーク形成に関するシンポジウム」が開かれる。
国際的な気候変動問題は温室効果ガスなどの排出削減(緩和策)とともに、すでに起こりつつある気候変動の悪影響を最小限にとどめる対策(適応策)の対応が求められている。シンポでは英、中、ベトナムなどの海外6か国の研究者と日本の温暖化影響研究者らにより、気候変動の適応策とネットワーク形成に関する議論を深め合う。
東北大学の風間聡さん、英国際環境開発研究所のHugさんらが基調講演を行うほか「適応策に関する科学と政策」「ネットワークの相乗効果と融合の可能性」と題したセッション、茨大三村信男さんを座長に「国際的なネットワークをどのように活用するのか?」をテーマに論じ合うディスカッションを予定する。
開催時間は9時30分~17時30分。シンポジウムは英語。