茨城の災復興を目指す「大漁祈願プロジェクト!イバラキの港を救え!」が3月27日、水戸市南町自由広場で行われた。東日本大震災で大きな被害を受けた県内の漁港を支援する募金活動の一環。
このイベントはネオ屋台村を開催し復興支援を呼び掛けるもので、移動販売車や古着、骨とうなどのジャンクショップ約40店舗が集結。各店舗の売上金から寄付を募る一方、一般の来場者にも募金を呼び掛けた。
趣旨に賛同し募金箱を設置する店舗も募集。特製の募金箱を店頭などに置いてもらい、5月22日に開催予定の「水戸ワングランプリ(M-1)」まで募金活動を行う。
主催した移動カフェ「ハチバスきくや」の菊池一俊さんは「外に出て買い物などを自粛していた市民がたくさん来てくれた。募金箱にも多くの善意が寄せられている」と話す。
集められた募金は津波の被害を受けた県内の漁協へ直接届け、水産業の復興へ役立ててもらう