東日本大震災から復興を象徴するイベントや新規店舗出店が相次いだ2013年、水戸経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは12回目を数える「水戸納豆早食い世界大会」の様子を伝える記事だった。
トップテンの半数以上はイベント関連記事で、1位の「納豆早食い世界大会」をはじめ、2位の「カレーバトル」、アニメ「ガールズ&パンツァー」で大洗町の震災復興・活性化に役立てたイベント「海楽フェスタ」(4位)、「世界チョコレートフェスティバル」(8位)など食に関するイベントが注目を集めた。
ランキングは今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは下記の通り(カッコ内は掲載日)。
1.「水戸納豆早食い世界大会」開催-女性正解チャンピオンは大分県の付き添いお母さん(2/24)
2.水戸で「カレーバトル」-市内19店がカレーの味競う(3/23)
3.八の字眉の「ハチ」写真集に-宝島社、猫本で震災復興を応援(2/5)
4.大洗で「海楽フェスタ」-アニメ「ガルパン」に合わせ74式戦車も展示(3/24)
5.大洗で冬の味覚「あんこう祭」-アニメ「ガルパン」イベントも(11/11)
6.水戸宮下銀座に立ち飲み焼き肉店、一皿290円均一で(7/19)
7.茨城県のHPトップにリーゼント姿のお笑い芸人2人-魅力度最下位に挑戦状(10/29)
8.水戸各所で「世界チョコレートフェスティバル」-世界一ロールケーキ作りなど(1/31)
9.茨城放送が開局ミニイベント「IBS☆マルシェ」で新鮮野菜など(6/15)
10.水戸の再開発「トモスみと」が完工-5月ホテルなど開業へ(4/24)
トップテンはグルメイベントなどがランキング入りを果たしたが、水戸の名物猫としてマスコミなどですっかりおなじみの八の字眉の「ハチ」が写真集になり、サイン会も行われるなど、「ハチ」関係の記事は昨年に続いて高い注目度を集めている。
今年は東日本大震災で使用不能になった水戸市役所の建て替えや県内最大規模の収容人員を誇る水戸市民会館の泉町移転構想などが発表され、2014年から新たなプロジェクトが立ち上がる。周辺市町村も含め、今後も広域水戸圏の動向を伝えていきたい。