「赤塚パスタフェス」が、10月13日・14日、JR常磐線赤塚駅近くの赤塚駅南口駅前公園(水戸市河和田1)で開催される。主催は、赤塚駅公園愛護会と赤塚駅南口商店会。
2015年から始まり今年で4回目となる同フェス。昨年は2日間で約5000人が来場した。かつて日清製粉、昭和製粉などの工場があった土地で、飲食をきっかけに「赤塚」の認知度向上や街のにぎわい創出を目指す。
当日は、水戸市内外の飲食店のシェフがフェス内のブースで調理実演を行い、一皿300円で販売する。同商店会の青山理加さんは「シェフがイベントのブースに立つ事で、街の人とシェフが直接つながる場になる。『こんなお店があったんだ』と知らなかった地域の魅力に気付いてもらえたら」と話す。
2日間で市内外の15店が出店する。パスタは、各店「味・食材・麺」の組み合わせを工夫した地元食材を使ったパスタやこだわりのパスタを用意する。全店のパスタを食べても違った味が楽しめるようにしたという。「普段はなかなか足を運べないような子どもでも、プロのシェフが作る本格的な味を知ることができるように」と価格設定にもこだわり、食べ歩きできるよう少量で提供する。パンやクレープ、プリンなどの販売店は8店が出店する。特設ブースでは使ったフォーク1本を1票として投票を促し、得票数の一番多かったパスタをパスタチャンピオンに認定する。
今年は、よりイタリア色を強めるため、「フェラーリ」のスポーツカー展示を行うほか、ひたちなか市で開催されているサーキット音楽フェス「ごじゃっぺ音楽祭」に出演する地元アーティストによる音楽ライブ、フワフワ遊具、大道芸や猿回しなどのアトラクションも用意する。小さい子どものいる家族連れでも楽しめる企画を展開する。
出店は、「RAPSODIA」「ENOTECABAR 」「Itary Cucina A’s」「リストランテ勘十郎」「石窯-kitchen Croppa」「畑のGOCHISO」「イタリアンバル ヴェッキオ・アルベロ」「食酒アキヅ」「食彩厨房golosita」「Trattoria Locale」「Pastaio GENOVA」「Neo Bistro Hiro」「RestaurantAoyama」「eat-Livin_lab ANTENNA」(14日のみ)「かさまの野菜を食べよう実行委員会」(13日のみ)。
青山さんは「友達や家族と来て、少しずつシェアしてもらっても楽しめるイベントになっている。ぜひ2日間来て15店全てのメニュー制覇してほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。雨天決行。荒天中止。当日は駐車場に限りがあるため公共交通機関での来場を呼び掛けている。