ひたちなか市出身で日立市在住の理学療法士・佐川修平さんが10月14日、セミナー「靴と足と歩きの関係を知ろう」をひたちなか市のらぽーるカワシマ(ひたちなか市津田)で開催する。
佐川さんが理学療法士として働く中で「医療従事者が当たり前のように知っていることが、一般の方にはまだまだ知られていない」と感じたのがきっかけ。楽しく自分自身の体について学べる、相談できる場を提供したいと、「ibaraki school of body(イバスク)」の活動を始めた。ブログやSNSでの発信をはじめ、インソールの個別評価・作成も行っている。
「現代人は当たり前のように靴を履くが、メーカーやシリーズによっても靴の形は違う。人の体は個人差がかなり大きく、靴の違いや足の裏のアーチの高さをパッドで少し変えるだけでも歩き方や動きは変化する」と、佐川さん。当日は「正しい靴の選び方、履き方」「足の痛みと歩き方の関係」「足のアーチの高さの違いによって起こる問題」「簡単なインソール作成」を行う。
佐川さんは「靴を選んだり、歩いたりというのは自分で行う行為。このセミナーを通して、自分の靴や足のことを少しでも理解してもらえたら」と話し、「最近、予防医療がはやってきているが、もっとライフステージの低い年代からこの予防医療を提供するのが良いのではないかと感じている。今後も、イベントとコラボしたり、一般向けに定期的にセミナーを開催したりしながら、最終的に学校教育に介入していけたら」と先を見据える。
開催時間は10~12時。参加費1,500円。参加はメールで受け付ける。