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水戸でeスポーツ地区予選 決勝試合のプロジェクター投影も

大会ゲストのプロゲーマー・GENKIモリタさんとキューさん

大会ゲストのプロゲーマー・GENKIモリタさんとキューさん

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 「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI ウイニングイレブン部門 茨城県内地区予選大会『AREA310CUP -エリアミトカップ-』」が8月4日、「アプリシエイト」(水戸市三の丸)と水戸駅南口ペデストリアンデッキで開催される。

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 主催は、いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会実行員会。同選手権は、第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)の文化プログラム。「eスポーツ(esports)」は、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として行うもの。全国都道府県eスポーツ選手権の開催は今回が初めて。

 県央・県北地区の予選と決勝戦には、年齢制限のない「オープンの部」19組、「少年の部」4チームの合計80人以上が参加。8月17日に開催される「茨城県代表決定戦」で、各地区予選会場1位の6チームに、オンライン予選1位チームと、各地区予選会場2位で争う敗者復活枠1チームを加えた、計8チームが競い、代表を決定。茨城県代表は、10月4日~6日に開催される茨城県内で行われる本大会に出場する。

 当日は、「エキシビションマッチ」でプロゲーマーのGENKIモリタさんとキューさんが対戦するほか、2人はそれぞれ予選に参加したチームの挑戦も受ける。決勝戦は、19時30分から水戸駅南口ペデストリアンデッキで行われ、1400インチ(縦17メートル・横30メートル)の画面でプロジェクター投影も行う。

 「AREA310CUP -エリアミトカップ-」を企画した「アプリシエイト」の和田幸哉社長は「社内でeスポーツ部を作りたいという声から企画が始まった。スポーツとしての地位確立と同時にeスポーツを通して茨城を世界に発信したいと思った。地域創生の一躍を担うモデルにすることで、家族同様の社員はもちろん、関わる人、地域を幸せにしたいと思った」と振り返る。

 「今大会も1日だけのものでは意味がない。企画からこれまで、さまざまな苦労はあったが、共鳴してくれた人たちの力があってここまで来られた。大会などを通したeスポーツの永続と繁栄で、茨城を活気あふれる、夢あふれる県にしたい」とも。「聖地化をはじめ、実際にゲームと本物の体感できる、F1の車を並べた形でのグランツーリスモの大会開催構想などもある。ほかのスポーツとのコラボや祭り、歴史やVRなどを組み合わせたものなどやりたいことはたくさんある。10年単位で育てていきたい」と意欲を見せる。

 17時開始。観戦無料。

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