水戸商工会議所と水戸市中心市街地活性化協議会が9月25日、水戸駅北口ペデストリアンデッキの「お休み処」に水府ちょうちんを設置した。
水戸市が今年9月、景観まちづくり刷新支援事業の一環として開設した同スペース。
多くの人が行き交う水戸駅北口ペデストリアンデッキに歴史的な雰囲気が感じられるお休み処を設置。白御影(みかげ)石調のタイルを水戸駅北口の出入口とリヴィン跡地前までの直線部分に敷き、弘道館方面へとつながる歴史的景観を創出する。
水府ちょうちんは高さ120センチ・径75センチ。水戸東照宮の協力を受け、東照宮の葵(あおい)の御紋を入れた。そのほか、「水府ちょうちんのいわれ」を記した看板も設置した。
同協議会デザイン部会長の高野健治さんは「水戸には水府ちょうちんという素晴らしい伝統工芸品がある。市民をはじめ、観光客にも水府ちょうちんの良さを知っていただくと共に、水戸駅北口エリアへの城下町水戸の雰囲気を伝えたい」と話す。
ちょうちん点灯時間は18時~24時。