水戸のコミュニティースペース「マチノイズミ」(水戸市泉町)で10月20日、音楽イベント「FUNKARU LIVE Vol.4 in 水戸」が開かれた。
「FUNKARU(ファンカル)」はユーフォニアム奏者の安東京平さん、新井秀昇さん、チューバ奏者のギデオン・ジュークスさん、古本大志さんの4人から成るユーフォニアム四重奏団。2015(平成27)年にデビューし、クラシックからジャズ、ファンクなどさまざまなジャンルの音楽を演奏している。茨城でのライブイベント開催は今回が初めて。
当日は2部構成で、「虹の彼方に」「イパネマの娘」「スペイン」「3つのミロンガ」などの曲を演奏し、来場した高校生たちが熱心に聞き入っていた。演奏終了後は来場者と奏者の交流会も開かれにぎわいを見せた。
日立市在住の20代男性は「最高のライブだった。これほど間近で演奏を見られるとは思わなかった。自分も実際にこの場で演奏してみたい」と話す。
古本さんは「水戸のまちなかでホールではない会場で演奏ができ、歩行者が興味を持って立ち止まってくれた。近距離での演奏だったため肩肘張らない場になった。CD制作終了後のライブでは、また茨城を舞台にしたい」と笑顔を見せる。