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赤塚駅前にフランス料理店「ル・ブルー」 夫婦が22年越しの夢かなえる

店舗で笑顔を見せる飯村智明さんと妻の信子さん

店舗で笑顔を見せる飯村智明さんと妻の信子さん

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 フランス料理店「LE BLEU(ル・ブルー)」(水戸市赤塚、TEL 029-306-6889)が2月13日、赤塚駅前のミオスビル1階にオープンする。テーブル16席を用意する。

演出の一例

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 店主の飯村智明さんと妻の信子さんは、水戸市出身。元々、建築事務所で働いていた智明さん。漫画が好きだったことから漫画喫茶の構想を思い立ち、まずは料理を覚えようと料理店の門をたたいたという。料理を学ぶうちに料理の楽しさにのめり込み、「Brasserie 2plats(つくば市)」「COLK(水戸市)」などで22年修業を重ねた。

 料理人仲間の縁で物件の紹介を受け、同所での開業を決めたという。ホールを担当する信子さんは「自分の店を構えるのは夫にとっても私にとってもずっと夢だった。全力でサポートしていきたい」とほほ笑む。店舗は、店名にもあるブルーの食器やブラインドのほか、北欧風の雰囲気で落ち着いた空間とした。

 コンセプトは、家では味わえないような「非日常」。一口のスターター、前菜 、パスタ、魚料理または肉料理、デザートの「ランチA」(2,700円)、一口のスターター、前菜 、パスタ、肉料理、魚料理、デザートの「ランチB」(3,800円)、一口のスターター、前菜 、パスタ、魚料理、肉料理、デザートの「ディナーA」(5,000円)、一口のスターター、前菜1、前菜2、パスタ、魚料理、肉料理、デザートの「ディナーB」(8,000円)の4種類。全てのコースにパンと飲み物が付く。

 智明さんは「価格は高めに設定するが、敷居は低くなるようカフェ風の内装にした。ホッとするおいしさ、食卓を囲むみんなが笑顔になる美しさ、特別な日の思い出として、ずっと心に残る驚きが詰まった料理を提供したい」と話す。各コースでは、目の前でチーズを削る、ソースを掛けるなどの演出で仕上げを行う。

 「メニューの開発では、中学生の息子もサポートしてくれている。うちは、夫婦でおもてなしするレストラン。記念日やお祝いの日はもちろん、ご家族だけ、二人だけの特別な日にもぜひ来店していただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~(料理のラストオーダーは13時30分)、ディナー=18時~(料理のラストオーダーは20時30分)。火曜・水曜定休。

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