「全国梅酒まつりin水戸2020」が3月6日~8日、常磐神社(水戸市常磐町)で開かれる。
同まつりは今年で8回目。「全国梅酒品評会2019」で金賞に輝いた6種類の梅酒をはじめ、北海道から沖縄まで日本全国140種類以上の梅酒を、30分間好きなだけ飲み比べして、気に入った梅酒はその場で購入できる。「水戸の梅まつり」期間中と重なるため、毎年、県内外の観光客や、梅酒好きでにぎわうイベントになっている
会場内では、「金賞梅酒と料理のマリアージュ」と題して、「全国梅酒品評会2019」で金賞を受賞した梅酒と、その梅酒に相性のよい料理を組み合わせて提供されるコーナーも設置する。水戸観光コンベンション協会の矢数正憲(やすまさのり)さんは「日本酒梅酒部門で金賞を受賞した、広島県の加茂鶴酒造の『加茂鶴・純米酒仕込み梅酒』に合わせるのは、ブリの照り焼き。日本酒仕込みの梅酒は上品な味わいが特徴で、しょうゆやだし、日本酒などを使った照り焼きのたれとの相性がよい」と話す。
「ブランデーブレンド梅酒部門で金賞受賞した秋田県醗酵工業の『デラックス梅の実しずく』は、3年以上熟成させた、梅の実とブランデーのじっくりと風味深い特徴の梅酒で、コク深いデミグラスソースを使ったハンバーグとの組み合わせがお薦め」とも。
「柑橘系ブレンド梅酒部門」で金賞に輝いた福岡県の「研醸」の「レモネード梅酒」に合わせるのは、フレッシュなレモンの香りと酸味の清涼感に合う「カキフライ」、と全部で3種類のマリアージュが楽しめる。会場ではこのほか、梅酒を使ったカクテルや「梅酒ビール」などもあり、全メニュー600円で販売する。
矢数さんは「2年前の第6回開催時には、来場者数は8000人を超えた。土曜日のお昼過ぎに、入場まで1時間以上かかる長蛇の列ができる状況だったので、一般チケットとは別に、優先的に入場できるファストパスチケットを数量限定で販売する。梅酒は仕込む際に使われるお酒には、日本酒や、焼酎や、ブランデーなどいろいろな種類があり、様々な個性があるので、お気に入りを見つけてほしい」と話す。
同協会の田口茂さんは「水戸の偕楽園は『観梅』で全国にも有名。実は梅酒を造っている茨城の酒蔵が多く、梅の花を見るだけでなく、飲む『梅酒』も有名になればというのが『梅酒まつり』を始めたきっかけ。梅まつりの時期に合わせたので、『見る』『味わう』と梅をいろいろな形で楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、3月6日・7日=10時~16時、同8日=10時~15時。
全国の梅酒飲み比べエリア入場券は、前売り=1,000円、当日=1,100円、ファストパス=1,500円(数量限定)。チケットは、水戸観光コンベンション協会、水戸観光案内窓口、セブンチケットで販売する。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。3月7日、8日に全国から取り寄せた梅酒の販売のみ実施予定。(チケット返金については「水戸観光コンベンション協会」で確認できる。)
※(2月27日発表:梅酒の販売も中止)