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水戸のスタンド酒場がワンコイン弁当販売へ おなかいっぱい食べて笑顔に

弁当を手に笑顔を見せる店舗スタッフ

弁当を手に笑顔を見せる店舗スタッフ

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 JR水戸駅北口近くにあるスタンド酒場「ニューもっさん」(水戸市三の丸)が3月10日、「ワンコインの詰め放題弁当」を始めた。経営は「大衆酒場もっさん」「焼肉と韓国料理あかべこ」などを展開する「グローリー・アイ」(水戸市千波町)。

常陸牛すじカレー

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 立ち飲みスタイルで、もつ焼きやもつ煮、総菜のほか、チーズハットグなど中高生に人気のメニューを提供する同店。社長の井川智司さんは「開店当初から、塾や習い事に通う子どもや一人暮らしの学生、仕事帰りの主婦が気軽に串焼きや総菜を買える店にしたいと思い経営してきた」と話す。

 弁当のワンコイン販売企画は、今年2月下旬に社内の会議で議題に上がり、3月4日に決定。新型コロナウイルス感染拡大の影響で店舗での売り上げが落ち、今後はテークアウト需要が増えると見込んだという。「小中高生など、子どもたちの臨時休校が決まった事も理由の一つ」と井川さん。

 ワンコイン弁当(500円)は、「カレーライスランチ」「揚げ物盛り放題ランチ」の2種類。規定のパックにご飯とおかずを「詰められるだけ」詰められる。詰め放題の対象メニューは、鶏の唐揚げ、メンチカツ、コロッケ、チキンカツ、レバーカツ、アジフライなど日替わりの揚げ物4~5種類、常陸牛すじカレー、マカロニサラダ、ポテトサラダ、漬物など。みそ汁は無料サービスとなる。弁当はテークアウトのほか、店内でも飲食もできる。

 井川さんは「育ち盛りのわんぱくな子どもたち、サラリーマン、OL、主婦、誰でも大歓迎。コロナの影響もあり、みんな不景気で元気がなくなっている。そんな時ほどおなか一杯になってもらって笑顔になってもらいたい。イライラしていても、おいしい物をおなかいっぱい食べれば幸せな気分になれるはず」と笑顔を見せる。今後は、しょうが焼きなどのメニューのほか、客のリクエストも取り入れる予定という。

 営業時間は11時~21時。ワンコイン弁当の販売(11時~)は平日限定。

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