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町の課題解決型サイト 大洗の企業が開設に向けCFで協力呼び掛け

返礼品を手にほほ笑む廣岡さん

返礼品を手にほほ笑む廣岡さん

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 大洗町でコワーキングスペース運営などを手掛ける「Hide&Rook(ハイドアンドルーク)」(大洗町港中央)が大洗町の課題解決型ポータルサイト「ARISE GIFT(アライズギフト)」開設に向け、クラウドファンディングで協力を呼び掛けている。

ガルパン御礼イラストカード

 大洗が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」(以下、ガルパン)元宣伝プロデューサーの廣岡祐次さんが設立し、3月26日で創業1周年を迎えた同社。「DO TRY!OARAI!=大洗に来て、何でもやってみよう!」をサイトコンセプトに掲げ、2月17日に始めたクラウドファンディングは3月13日時点で目標の300万円を達成。ネクストゴールとして1,000万円を設定し、引き続き支援を呼び掛けている。

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 廣岡さんは「大洗町での起業から1年間、コワーキングスペースを拠点として、町のさまざまな声を聞いてきた。当初目指していたが叶わなかったもの、全然想定していなかったが実現出来たもの、必要と思っていたものがそうでもなかった事、潜在的に町の皆様が困っている事などを、1年かけて収集したというのが現在地」と振り返る。

 「大洗に来てみて分かった事も多く、決して無駄な時間では無かったと思うが、動きのスピードが遅かったという反省はある。クラウドファンディングという形で、サイト制作が1つ形になる事は前向きに捉えているが、昨今のコロナウイルス感染症のショックを受け『もっと早くオープン出来ていれば、少しでも町の方の助けになったのではないか』という思いもある」と悔しさをにじませる。「今できる事は『アライズギフト』をとにかく魅力的なサイトにする事、そしてオープン時にすぐにでも町の為になる事をしっかり考える事」とも。

 廣岡さんは「(クラウドファンディングで)支援してくれる方の9割が男性で、30~40代がほとんど。支援のメッセージには『大洗によく足を運んでいる』というコメントが多く、ガルパンをきっかけに大洗に来ている方が多いのでは。皆さんの一言一言が本当に励みになる」と話す。

 クラウドファンディングの新着記事では現在、リターン品を提供する店の経営者のインタビューを載せるほか、SNSで動画も配信。「大洗は個人商店が多いため、震災や台風など、不測の事態で経営が苦しくなる。サイトで、打ち出し方や販路の一つとしてお手伝いすることで、家族経営の一助になれば」と意気込む。

 3月13日、ネクストゴール設定に合わせ、リターン品を追加したほか、支援者全員が対象となるリターン品の「ガールズ&パンツァー」イラストを使った「御礼イラストカード」のデザインも発表。ネクストゴールに設定した支援金は、記事コンテンツの増加、「大洗町のお土産」研究開発費、会社の運営費などに充てられる。クラウドファンディング募集は4月30日まで。