声優・俳優、アーティストとして活動するいばらき大使の安達勇人さんが5月3日、「安達勇人ネットLIVEツアー2020 離れていても僕らはファミリー」を始める。

「AYH」のTシャツを着た安達さん

　安達さんは桜川市出身。声優としては、テレビアニメ「王室教師ハイネ」のブルーノ・フォン・グランツライヒ役、俳優としては、漫画やアニメ、ゲームなどを原作・原案とした2.5次元舞台「ミュージカル忍たま乱太郎」善法寺伊作役などで知られる。昨年、イベント企画会社「ADACHI HOUSE」を設立し、アーティストとして国内外でライブ公演、NHKテレビ番組「いば6」レギュラー出演など幅広く活動している。現在、茨城県笠間特別観光大使、茨城新聞親善大使、いばらき大使を務める。

　安達さんは「『人と人とのつながり』を大切にしてきた。事前にネットライブを配信し、これまでライブに参加できなかったという海外や地方のファンが参加でき、交流が生まれていると感じた。外出自粛の中でもみんなが楽しめることをしようと決めた」と話す。

　ライブツアーは、5月4日の「HANAUTA公演」、5月5日の「WELCOME TO ADACHI HOUSE公演」、5月16日の「アコースティック公演」、5月24日の「フルワンマン公演（FINAL）」の4公演。

　5月3日は、ツアーを記念トークショー「『ネットライブツアー開催記念直前トークショー＆LIVEコメンタリー上映＆大プロジェクト発表生放送』」、5月10日は、3月からユーチューブで配信を始めた「新感覚軽トラ旅番組『安達勇人×軽トラ男子スペシャル生放送トークショーin軽トラの荷台』」の生放送、5月31日は「ネットライブツアー2020年お疲れ様スペシャルトークショー＆ネットサイン会」を予定する。

　「新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の今、これまでやって来なかったネットをベースにした企画などにチャレンジしようと思った」と安達さん。

　ライブでは、安達さんがこれまでリリースしたアルバムを軸に、歌のほか、歌詞の朗読、安達さんの私服や衣装のプレゼント抽選会などを行う。自身が手掛けるファッションブランド「AYH」との連動企画も行う。トークショーでは、昨年開催したライブツアー映像を見ながらの裏話やトークイベント、ネットサイン会も予定する。

　安達さんは「ツアータイトルにつけた『離れていても僕らはファミリー』の通り、人と人がつながるからこそ楽しみがつくれる。私自身も、生放送をすることで逆に励みになっている。ピンチをチャンスに、新しい挑戦として、1カ月かけてみんなで作るテーマパークのようになれば」とほほ笑む。

　参加費は3,700円（色紙代・送料込み）。