イベント「日本酒Bar vol.8」が6月26日~28日、水戸駅南口ペデストリアンデッキ(水戸市宮町)で開催される。
茨城の地酒を楽しんでもらおうと企画した同イベント。2016(平成28)年から始まり今年で8回目となる。実行委員の吉久保博之さんによると、新型コロナウイルスの感染状況を示す県独自の判断基準が6月8日にステージ1に下げられたため、「新しい生活様式に沿った新しいイベント」として開催を決めたという。
当日は茨城県内の計9蔵が参加。常陸太田市から、井坂酒造の「日乃出鶴(ひのでつる)」、岡部合名会社の「松盛」、石岡市から石岡酒造の「筑波」、笠間市から磯蔵酒造の「稲里」、日立市から椎名酒造店の「富久心(ふくごころ)」、水戸市から、明利酒類の「副将軍」、吉久保酒造の「一品」、結城市から結城酒造の「結ゆい」、筑西市から来福酒造の「来福」の各銘柄を一堂に集める。会場には「冷やしておいしい日本酒」を用意するほか、約20種類の日本酒をベースに使い、「日本酒レモンサワー」「日本酒ハイボール」など夏に楽しめる飲み方も紹介する。
メニュー注文はチケット制(100円分10枚つづり=1,000円)、会場で販売する。会場入場時は新型コロナウイルス感染症対策として、名簿へ氏名、連絡先の記入が必要となる。このほか、マスク着用での来場を呼び掛けるほか、会場内に消毒液設置、テーブルやいすの間隔を空けるなどする。
ステージでは連日、県内を拠点に活動する音楽アーティストらがライブ演奏を行う。出演は、シンガーのアラーキー・モエさん、篠笛奏者の斎藤信介さん、「みならいモンスター」、ダンスチームの「ACTIVE SCHOOL」など。26日はオープニングセレモニーに大井川茨城県知事が登壇する予定。「みならいモンスター」メンバーは「今回は久しぶりのライブとなる。来ていただいた皆さんに楽しい時間を提供できれば」と意気込む。
吉久保さんは「入場者に安心しておいしく茨城の地酒を楽しんでもらえるよういくつか新しい決まり事を設けた。酒蔵の薦める、いろいろなおいしい地酒の飲み方を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、26日=15時~21時、27日・28日=11時~21時。入場無料。