茨城町の涸沼川周辺の田んぼに現在、ハクチョウが訪れ、餌をついばんでいる。
ロシア・シベリアやアジア大陸北部から飛来する冬の使者・ハクチョウ。茨城町の涸沼川に架かかる新橋(しんばし)近くの田んぼでは14日、約10羽のハクチョウの群れが餌をついばみ、「落ち穂拾い」をしていた。中には灰色の毛でクチバシが黄色くなりつつある子どものハクチョウの姿も。
茨城町農業政策課の担当者によると、茨城町では、毎年11月ころになるとハクチョウが飛来。ハクチョウたちは日中、数十羽に分かれて周辺の田んぼなど数カ所に飛来し、夕方まで餌を食べているという。毎年、涸沼や涸沼川周辺、茨城町役場そばの田んぼなどでハクチョウの姿が見られる。
茨城町地域おこし協力隊の星川理恵子さんによると、涸沼より近隣の田んぼの方がたくさんのハクチョウの姿を見ることができるという。同協力隊のツイッターでは「カワイイのでずっと見ていられます。(原文ママ)」とハクチョウの写真付きの投稿もある。
同町でハクチョウの姿が見られるのは2月ころまで。