アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)が12月26日~2021年1月11日、毎年恒例の年末年始イベント「新春アクアワールド」を開く。
1月1日~11日の期間中、正月版の「イルカ・アシカオーシャンライブ」内で、アシカの書き初めを行う。大役を担うのはカリフォルニアアシカのゴエモン(オス・10歳)。タッグを組むトレーナーサポートの下、口にくわえた筆で書き初めに挑む。2021年の漢字に選んだのは「丑(うし)」。水族館トレーナーの高石慎也さんによると、今年行った同館初の大型リニューアルから、「さらに『モ~』一歩、前に進める年になるように」と思いを込めるという。
館内3階の「海藻の海」水槽横に設置する「干支(えと)水槽」では、2021年のえと「丑」にちなんだ「ミカドウミウシ」「サザナミウシノシタ」といった生き物の展示を行う。同所近くの天井からは「ウシマンボウ」の?製(はくせい)も展示。新年の「ウシ」と掛け、開運を願うという。
元旦限定企画として、先着500人にオリジナルの壁掛けカレンダーを進呈するほか、1月1日~3日には各日50個限定で、商品を詰め合わせた「福袋」(3,000円)の販売を行う。
同館の担当者は「新しい年が、楽しくより良い年になればと企画した。明るい気持ちでお迎えするので、楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。
営業時間は9時~17時。料金は、大人=2,000円、小中学生=900円、幼児(3歳以上)=300円、3歳未満=無料。チケットはオンラインで事前販売するほか、施設券売機などでも販売する。