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水戸で「ランチでシネマ」 地域から映画通し発信へ

トークの様子(撮影時のみマスクを外しています)

トークの様子(撮影時のみマスクを外しています)

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 水戸の京成ホテルで5月3日、ミニシアター「あまや座」とのコラボ企画「ランチでシネマ」が開かれ、同ホテルの2会場を使ったランチ提供と映画上映が行われた。

(左から)登壇した武石監督、根矢さん、大内さん(撮影時のみマスクを外しています)

 「味わう」「感じる」「知る」をテーマに開かれた同イベント。

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 当日は、茨城町出身の女優・根矢涼香さんをゲストに迎え、根矢さんの出身である茨城町の食材を中心に使ったランチのコース料理と映画の上映、トークを展開。会場ロビーでは茨城町の農作物などの販売も行われた。

 京成ホテルの小林賢支配人は、2011(平成23)年の震災時から約3年間水戸京成ホテルに勤めていたというあまや座の大内靖さんとのエピソードを交えながら「私たちは民間企業だが、お金儲けだけではなく、若い芸術文化を応援するのも使命。コロナ禍で、経済だけでなく、人の心が疲弊している。地域の中で、発信していく場を提供できれば」と思いを語った。

 ランチでは、茨城町産の野菜や肉、米、メロンを使ったコース料理を提供。新型コロナ対策としてそれぞれアクリルパネルで仕切られ、会話はないものの、参加者が一皿一皿を味わう様子が見られた。

 大内さんと根矢さんによる「スペシャルシネマトーク」では、映画館の置かれる現状をはじめ、制作秘話や根矢さんの活動などが語られたほか、「父、かえれ」「根矢涼香、映画監督になる。」の短編映画2本を上映。会場には、「父、かえれ」の武石昂大監督も駆けつけ、映画上映後には大きな拍手が送られた。

 大内さんは国内の劇場数の推移や現在の茨城県内の劇場について説明。ネットの普及による過程での映画鑑賞などの現状についても語った。「映画の形はどんどん変わっていくのではないか」と見解を示しつつ、「窮地に陥った時に映画は私たちが生きる上で必要がないのかもしれない。それでも、暗闇でスクリーンに向かって放たれる光から広がる多様な世界は10年後も100年後も希望の光となると確信している。まだまだできることがあるはず」と意欲を見せる。「今後、根矢さんとも作品を作っていきたい」とも。

 根矢さんはこれまでを「壁にぶつかった時に私を支えてくれたのは『映画館』と『故郷』だった」と振り返る。「映画という文化はこれからも続いていくはず。茨城町のプロモーションムービーへの出演をはじめ、私自身、作品を重ねるごとに仲間も増え、さまざまな出合いや経験ができていて、幸せを感じている。生まれ育った地域の良さを内側にも外側にも発信していくことが自分の役割であり、恩返し」と話した。

 あまや座では5月15日~28日、「根矢涼香特集」として、根矢さんの出演作品を上映する。

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