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「子ども大学水戸」開校 小中学生対象、オンラインとリアルのハイブリット型で

過去の「子ども大学水戸」講義の様子

過去の「子ども大学水戸」講義の様子

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 NPO法人「子ども大学水戸」が6月19日、全国・世界中の小学3年生~中学2年生を対象に「子ども大学水戸」を開校する。

「子ども大学水戸」ゲスト講師

 オンラインとリアル講義を融合した「ハイブリッド型」で展開する「子ども大学水戸」。「子どもたちが『夢』を持ち、『夢』を語れる、環境をつくる」を掲げる。1年間を通して、国内外の大学教授や専門家、研究者などが、大学と同じように講義を展開する。8年目となる今年は、講義全6回に加え、特別講義を行う予定。子ども大学水戸の岡本弘毅理事長によると、2014(平成26)年に開校した「子ども大学水戸」はこれまで、延べ1万人を超える親子が学んできたという。

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 岡本理事長は「住んでいる地域による『教育の機会格差』が年々拡大していたが、オンライン化の進行によって、その格差をゼロに近づけることができるようになった」と話す。

 昨年は、北海道や広島からも参加があり、日本全国の子ども大学生がオンラインでつながり、講義を聞くだけではなく、チャットや会話をすることによる交流も生まれたという。

 今年は、新型コロナ感染拡大防止のため、会場での受講は人数の制限を設けるほか、ユーチューブを活用し、講義のライブ配信も行う。オンラインチャットやビデオチャットでの質問を受け付けるほか、ライブ配信後は、アーカイブ動画視聴による受講もできるようにする。

 第8期では、環境学・生物学・メディア論・工学・起業論など、幅広い分野の学びを用意する。初回の講義は6月19日。国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター主任研究員の稲葉陸太さんを講師に招き、「SDGs」をテーマに環境学を学ぶ。

 岡本理事長は「コロナ禍によって増えたフードロスを解決するために、飲食店などはテークアウトやデリバリーを始めたことで、フードロスの問題は若干解決したが、今度は新たにプラスチックごみの問題が発生することになった。このような問題を解決するには、小さいころからの幅広い視野と知識が必要。この10年間で、明確な正解を導き出すのが難しいVUCAの時代に突入し、絶対解が無くなった。自分が興味を持っている分野だけではなく、さまざまな分野に触れることが大切」と話す。

 7月10日は、一般財団法人リモート・センシング技術センター環境解析グループリーダー遠藤貴宏さんによる第2回講座「人工衛星で〇〇をはかる 地球上のどこで何が起こっているのか知りたいよね」を行う。

 10月9日は「Spir(スピア)」社長の大山 晋輔さんによる講座「自分のやりたいことを見つけるには?自分の情熱の在り処」、11月13日は基礎生物学研究所特任助教森田慎一さんによる講座「カブトムシのひみつを徹底調査!カブトムシの角がどのようにして作られるのか!?」を行う。

 2022年2月5日は、TBSテレビ前TBS北京支局長の井上波さんによる講座「海外で活やくする報道記者が見る、世界の人々のくらし 近くて遠い国『北朝鮮』取材記」、2022年3月5日は、ソニーR&Dセンターシニアインタラクションリサーチャーの齋藤真里さんによる講座「AIが苦手なこと、人が苦手なこと AIとヒトが助け合う未来」を行う。

 岡本理事長は「興味の範囲を広げ、自分と社会とのつながりを意識してもらえる講義になっている。最も大切なことは、講義を子どもだけで聞くのではなく、保護者も一緒に学ぶ。講義で学んだことを家庭で理解を深めていってほしい」と呼び掛ける。

 現在、第8期生の募集を行っている。申し込みは、「子ども大学水戸」特設フォームで受け付ける。5月31日まで。

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